山口県北部 萩エリア

波多野 英生 Hadano Hideo

四百年という歴史の上で独自の萩焼を
作陶世代を担う若き陶芸家


生年月日1971年5月8日
出身地山口県萩市
所属日本工芸会正会員
萩陶芸家協会正会員
窯元名波多野指月窯
開窯年1948年
受賞歴
  • 2001年日本伝統工芸展初入選(以降8回)
  • 2003年九州山口陶磁展 「サガテレビ賞」
  • 2004年田部美術館「茶の湯の造形展」入選(以降5回)
  • 2006年九州山口陶磁展 「日本経済新聞社賞」
    日本工芸会山口支部新作展「日本工芸会山口支部長賞」
  • 2009年おおたき北海道陶芸展銀賞
  • 2012年日本工芸会山口支部新作展「下関大丸賞」
    山口県芸術文化振興奨励賞
  • 2013年日本工芸会山口支部新作展「そごう広島店賞」
  • 2014年日本工芸会山口支部新作展「山口朝日放送賞」
  • 2015年日本工芸会山口支部新作展「朝日新聞社賞」
    全国各地百貨店にて個展開催
所在地〒758-0057 山口県萩市堀内2区247(Googleマップ
電 話0838-22-1784
交 通萩博物館より萩城跡へ向い50m
駐車場8台
展示場

有(城下町の中心地にあります)

H P

http://hagiyaki-hadano.jp/


 萩焼を語る時に欠かせない波多野善蔵のもとに生まれた、波多野英生。現在は毛利家の家老が住んでいた堀内に存在する指月窯で作陶に専心する毎日です。
 物を作ることや絵を描くことに非常に興味を持っていた少年は、生活の中で萩焼の美と土の温もりに触れながら陶芸に対する新たな興味を抱きます。
 しかし父からは陶芸についての手解きもなく、後継者としての重圧を感じることもなく、伸び伸びと自由に育ちました。
 多摩美術大学彫刻科卒業後、京都市立陶工高等技術専門校成形科修了、さらに京都市工業試験場修了の後、父善蔵に師事し、技を学びます。
 素朴でシンプルなフォルムの萩焼ですが、この何の変哲もない器を創ることがこんなに難しいことなのかと思った彼はさらに修錬を積み、その後萩焼の歴史と先達のすばらしさをしっかりと肌で感じ取るのです。
 「最も大切なことは、土と炎を使って自分の感性や思考をどれだけ表現できているかということです。」
 茶陶、日常食器、観賞器、オブジェ等の枠にこだわらず、興味あるものはどんどん自分のスタイルに取り入れます。またスケールが小さくならないように土の上でデッサンをして、イメージを先行させながら気持ちを土にぶつけると言います。
 考え込まず、悩む時間も勿体無い。
 とにかく創り続けるという意思のもと、四百年という歴史の上に自身の若い感性をプラスし、使い手の発想が広がる器づくりをめざす。新世代の一人として注目したい作家です。