山口県西部 下関・宇部エリア

中島 大輔 Nakajima Daisuke

萩焼のオルタナティブ


生年月日1959年11月26日
出身地福岡県北九州市
所属萩陶芸家協会理事
窯元名中島陶房
開窯年1998年
受賞歴
  • 1991年十二代 三輪休雪氏に師事
  • 2009年日本陶芸展 入選
  • 2010年萩大賞展 佳作
  • 2011年萩韓陶芸作家交流展
  • 2012年中国山東省山口県交流30周年記念 萩焼山口県陶芸展
所在地〒759-6301 山口県下関市内日下1779(Googleマップ
電 話090-9468-1493
交 通中国自動車道小月ICから車で25分


 見ているだけで楽しくなり、微笑んでしまう器を作陶する中島大輔。
 大学の専攻が彫刻だったということもあり、作品のひとつひとつに個性が溢れ造形的な印象が漂います。
 彼が陶芸の世界へ入るきっかけとなったのは、三輪龍作(現休雪)の所に制作助手としてアルバイトに行ったことから。
 工芸的な彫刻家の助手やプラスチックの造形物を制作する仕事を経験していたこともあって、焼物のことなど全く知らず造形ができる人間として三輪窯で働きました。巨大な焼物のセッティングや、シンナー、プラスチックまみれになる毎日を送りながらも、土に触れ自己の世界を創造する陶芸に対する憧れを強く抱くようになります。
 焼物の技を独学で修得し、職人的な技術を目と耳で学びました。三輪窯でなければ得られない貴重な体験が今の自分の肥やしになっていると語る。作品からは自由な気風の中で過ごした八年間の経験が、カラフルでパワフルでユニークな表情としてに映し出されています。
 いにしえの萩焼をこよなく愛しながらも独自のスタイルを追求したオルタナティブな存在であることを願い、作陶を続けています。