山口県中部・東部 山口・防府エリア
上田 敦之 Ueda Atsuyuki
現代の生活に合せ、伝統の技法を駆使し、
自分らしい食器を作る
生年月日 | 1966年7月3日 |
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出身地 | 山口県防府市 |
所属 | 日本工芸会正会員 日本陶芸美術協会会員 萩陶芸家協会理事 |
窯元名 | 松涛山窯 |
開窯年 | 2000年 |
受賞歴 |
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所在地 | 〒747-0014 山口県防府市大字江泊字末田86-5(Googleマップ) |
電 話 | 0835-24-1376(工房) |
交 通 | 防府駅より周南方面へ車で20分 |
駐車場 | 10台 |
展示場 | 有(海の見える静かな所です) |
防府駅より周南方面へ車で約二十分。閑静な山間に陶芸家、上田敦之のギャラリー兼仕事場があります。
爽やかな緑一色の中にあり、朝凪、夕凪が楽しめる海の見える場所。こんなところで陶芸に打ち込める方は幸せだな。
どんな方かしらと胸を躍らせながら往訪しました。
一九八五年に山口芸術短期大学に入学。高克己に学び、陶芸の授業を受けながら次第に陶芸に対する思いを膨らませ、一九八八年同大学陶芸研究科卒業、萩焼天寵山窯兼田昌尚に師事し修錬を積みました。
その後独立し、防府市末田に松涛山窯を開窯し、萩の伝統の技法を守りながら自身の感性を取り入れ、茶陶やオブジェ、壺など、あらゆる物にチャレンジしながら作陶を続けます。個性豊かな作品で定評がありますが、日常使いの器も人気のひとつ。
「上田敦之の萩焼というのかな。萩焼っぽくない雰囲気のやきものを作りたいですね。使いやすくて、しかも趣があって、たくさんの方に気軽に買っていただいて使ってもらえるような――。」
土味の温もり、焼き上りのやさしさ、長く使っても飽きない萩焼の虜になった彼が生み出すどの作品からも、確かな造形力と研究心、器作りの情熱が伝わってきます。