山口県西部 下関・宇部エリア
中島 大輔 Nakajima Daisuke
萩焼のオルタナティブ
生年月日 | 1959年11月26日 |
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出身地 | 福岡県北九州市 |
所属 | 萩陶芸家協会理事 |
窯元名 | 中島陶房 |
開窯年 | 1998年 |
受賞歴 |
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所在地 | 〒759-6301 山口県下関市内日下1779(Googleマップ) |
電 話 | 090-9468-1493 |
交 通 | 中国自動車道小月ICから車で25分 |
見ているだけで楽しくなり、微笑んでしまう器を作陶する中島大輔。
大学の専攻が彫刻だったということもあり、作品のひとつひとつに個性が溢れ造形的な印象が漂います。
彼が陶芸の世界へ入るきっかけとなったのは、三輪龍作(現休雪)の所に制作助手としてアルバイトに行ったことから。
工芸的な彫刻家の助手やプラスチックの造形物を制作する仕事を経験していたこともあって、焼物のことなど全く知らず造形ができる人間として三輪窯で働きました。巨大な焼物のセッティングや、シンナー、プラスチックまみれになる毎日を送りながらも、土に触れ自己の世界を創造する陶芸に対する憧れを強く抱くようになります。
焼物の技を独学で修得し、職人的な技術を目と耳で学びました。三輪窯でなければ得られない貴重な体験が今の自分の肥やしになっていると語る。作品からは自由な気風の中で過ごした八年間の経験が、カラフルでパワフルでユニークな表情としてに映し出されています。
いにしえの萩焼をこよなく愛しながらも独自のスタイルを追求したオルタナティブな存在であることを願い、作陶を続けています。